人生において
「習慣」からなる行動は、
実に約半分を占めると言われています。
つまり習慣をコントロールするということは、
人生の約半分をコントロールすること。
そう言えるかと思います。
「せっかく始めたけど、続かなかった」
「継続なんて自分にはムリだ…」
「何かを身につけられるのは強い意志を持った特別な人だけなんだ…」
三日坊主なんて言葉が昔からあるくらいに、
人は習慣化の難しさを感じてきました。
でも、
意志の力はあまり重要ではない
そのことをはっきりとお伝えします。
ずばり!習慣化において重要なこと、
それは
『 習慣化システム 』
これです。
つまり戦略が全てと言えます。
僕も実際にその事実に気付いてから、
今まで難しかった習慣化を
次々みにつけることが出来ました。
人の性質や、
自身の人間的傾向に合わせて、
心理的・脳科学的に日々の行動を
システム化していけば、
あとは自動的に習慣化のレールを
進むことが出来るわけです。
ただがむしゃらに無理して頑張って、
根性で乗り越えていく心意気は、
時に美しく見えるものですが…
そういったものは
熱血アニメヒーローにお任せしましょう。
我々は淡々と確実に
習慣化の道を歩むべきだと思います。
まずは
これをお伝えしていきます☆彡
「習慣」を味方につけ、
理想の人生を自分のその手で
カスタマイズしていきましょう。
「If thenプランニング」でオート習慣化!
『If thenプランニング』とは、、、
これはずばり!
『習慣化したい行動を、別の行動と紐づける』
というものです。
「なにそれ?」
という方もいれば、
「ああ、それね」
とすでに取り組んでいる方も
多くいるかと思います。
・スマホを開くときは、kindle本を1ページ読む
・ご飯を食べたら、筋トレを1セットやる
・通勤電車に乗ったら、Voicyを一本視聴する
といったように、
『××したら○○する』
の公式に当てはめて、
行動パターンを決めておくテクニックです。
このテクニックは
人の脳が抵抗なく受け入れやすく、
習慣化において絶大な効果を
発揮することで知られています。
また、「××したら○○する」の
「××」の部分は
かつ
を設定しておくことがポイントです。
先に挙げた、
・スマホを開くときは、kindle本を1ページ読む
・ご飯を食べたら、筋トレを1セットやる
・通勤電車に乗ったら、Voicyを一本視聴する
などが正にそうです。
『すでにかなりの強度で習慣化された行動』
これと紐づけることで、
自動的に新たな習慣化を
重ねることができるという
最強の仕組み(システム)が出来上がります。
このシステムは、
繰り返すことで習慣化の強度が上がる。
この点においても理にかなっています。
「××したら○○する」の公式で、自動的に習慣を紐づける!
「ポジティブ・キュー」で思い出す!
さて次のテクニックは、
習慣化したい行動やその先の目的を
『ベストなタイミングで思い出す』
というものです。
これにより、
「継続をすっかり忘れてた…」
「気づいたらむしろ怠ける癖がついてた!」
というような、
日々の忙しさや誘惑に埋もれ
そもそもの目的や目標を忘れてしまう
こういった非常によくある残念なケースを
回避することが出来ます。
実は僕もこのパターンで
いくつもの習慣行動を失ってきました。
「忘れてしまう」ということは、
習慣化において恐ろしい天敵と呼べます。
しかし、
この「ポジティブ・キュー」を
生活に取り入れたことで、
習慣行動を失う事態を
激減させることが出来ました。
では具体的な方法ですが、
例えば
・スマホにメッセージや目印画像を設定する。
・家の各箇所に張り紙をしておく。
・普段使うものに目印をつけておく。
といった具合です。
つまり、
自分の行動パターンに合わせて
目印やメッセージを作り設置します。
そしてその内容は、
『第三者からのメッセージ』
を意識して設定すると効果的です。
この画像は、
僕が実際に使用しているアラーム画面です。
赤で消しているのは、
友人から呼ばれる際の僕のあだ名です。
このように、
友人から実際にメッセージが届いたかのように
キューを設定しておくと、
誘惑に負けそうな時などに効果的です。
可能なら写真やイラストを添えるなど、
よりイメージが湧く工夫をすると
さらに効果が見込めるかと思います。
僕はこのキューで
朝アラームを聴いているにも関わらず、
「二度寝してなんも行動できんかったーーっっ!!」
そんな事態を回避することに成功しました。
この他にも、
洗面台に筋トレグッズを置いておく。
といったシンプルなキューで、
毎朝の鍛錬を
忘れようがない形にしています。
この「ポジティブ・キュー」は
簡単な方法で行えますし、
それぞれに合った幅広い工夫が出来ます。
僕自身、実際にやってみて
かなりの効果を実感できました。
ぜひお試しあれ!
ベストな目印で「忘れる」を華麗に回避!!
「セルフ・コンパッション」で落とし穴を回避!
さて3つ目のテクニックですが、
『セルフ・コンパッション』
これは、
習慣化が途絶えてしまっても
『自分を責めない』
これです。
これが思いのほかに大切です。
ここでのポイントは、
・出来なかった分を取り戻そうとして、更なる負担を自分にかける。
・「もうどうでもいいや!」と自暴自棄になる。
こういった事態を回避することにあります。
取り戻そうと更なる負担を掛けると、
普通にやって出来なかったことが
更に難しくなるわけなので、
再度失敗をする可能性が高まります。
そしてあまり自分を責めすぎたり
完璧を求めすぎたりすると、
「どうにでもなれ!」
といった心理がはたらき、
ゼロどころかマイナスに
陥る落とし穴が待ち受けます。
これもまた僕がハマった落とし穴でした。
少し活動が途絶えただけで、
全てが無駄になったような気がして、
焦って取り戻そうと無理をしてまた失敗。
そうしてイライラが膨らんでは
せっかくの習慣化への道のりを
自分から踏み外してしまいました。
なのでこの、
つまりは「自分を責めない」ことは
じつに大切な心掛けであり、
習慣化に効果的な必須テクニックと言えるでしょう。
0か100だけではなく、
75や5があっても問題ないのです。
人が陥りやすい、
「気持ち」
の落とし穴を意識して、
習慣化の旅路を
安心して歩んでほしく思います。
習慣化の連続性にはこだわらない。
1日や2日習慣が途絶えたところで何も問題はありません。取り戻そうと躍起にならず、これまでの進展(ギターのFコードが弾けるようになった、腹筋が10出来るようになった、など)を誇り、気持ちを切り替えましょう。そして失敗を文字通り「失敗」ととらえずに、成功への燃料と考えましょう。大切なのは失敗を分析して、次に繋げることです。失敗経験を活かす思考を持てばさらなる進展が得られるはずです。
まとめ
いかがでしたか?
①「If thenプランニング」
→行動の紐づけで、自動的に習慣化を強化!
➁「ポジティブ・キュー」
→ベストタイミングで行動合図を受け取る!
③「セルフ・コンパッション」
→自分を責めない、失敗は成功の糧になる!
数あるテクニックの中で、
これはすぐに始められるうえに、
かなりの効果が見込めます。
習慣システムを構築して、
自動的に、
淡々と、
確実な、
習慣化への歩みをすすめましょう。
きっとその先には、
素敵な景色が広がっているはずです。
この記事があなたの助けになりますように。
それでは、またお会いしましょう!